2023年07月09日
こんにちわ。代表のえりです。
「うちの会社の社長がそんな風に誰かに相談してたら、心配になっちゃうけどなぁ。」
以前知人にエグゼクティブコーチングの会社を立ち上げたと話した時、こんな風に言われました。
以前と比べると、コーチ制度を設けている企業は増えたのではないかという印象を受けていますが、それは若手向けのものが多く、幹部社員や次世代リーダーにコーチングを提供している企業はまだまだ少ないのではないでしょうか。
また友人のコメントは、日本の中では「リーダーとは課題解決力があって初めてなれるもの」「リーダーたるもの自分でなんとかせよ」という文化が根強いことを示しているのかも知れません。
そもそも「コーチ」や「コーチング」という言葉の使われ方が様々で、一部世間で誤解を生んでいる可能性も否めません。
一方、トップに立つ人であるゆえに、簡単に社内の利害関係者に本音を言えない、弱いところを見せられない、ということも想像に難くないと思います。
恐らく前出の知人はコーチングと聞いて「全くの部外者に、会社のトップがお悩み相談をしている」みたいなことを想像したのだと思いますが、会社の人間でないからこそ正直に何でも言える、ということは様々なクライアントの方からいただくフィードバックです。また、コーチングは何らかのアクションを起こしていくための手段の1つですので、ただ単に誰かに話を聴いてもらう、というのとは違います。コーチングを受ける方が、結果を出していかなければなりません。
組織のリーダーは様々な課題を何としてでも解決していかなければなりません。その為の手段として、一旦色々な先入観を置いておいて、お試しのコーチングを受けてみたり、サービスの説明を聞いてみても損はないのでは、と思います。