2023年09月01日
先日プロのコーチとして活躍するための資格について書かせていただきましたが、先日PCCの取得を目指している方とお話しする機会がありました。そこでICFの話になり、その方がこんなことを言いました。
「ICFが推奨するコーチングの方法は時代に合っていないので、メソドロジーを変えるべき。実際先日それをICFにも伝えた。」
具体的にどこかどのように時代に合っていないのか、ICFにどのような提言をしたかなど、詳細を共有してもらう時間がなかったのですが、このコメントが非常に印象に残りました。
資格を発行する団体であれば、どこであっても厳格な原則、ルールなどを遵守するよう資格取得者に求めてくると思います。ICFでも例外ではなく、ICFの資格を取得するにはICFが決めたルールやメソドロジーに従うことが大前提となっています。弊社でも「コーチング」を行う場合はICFのメソドロジーに従っています。
一方で、ICFが推奨するコーチングの進め方は自分には合わない、というクライアントもいらっしゃいます。もう少しコーチ側からインプットが欲しい」というご要望です。そのような場合、弊社ではコーチングサービスではなく「アドバイザリー」として棲み分けをしています。これは上記で書いたICFのルールやメソドロジーは尊重しつつ、クライアントのニーズに応えるためです。
弊社では現在のところICFの教え自体が変わる必要がある、とは考えておりません。と同時に、上記の人物が言ったようにICFのメソドロジーでは対応しきれないニーズというのは実感しており、そのためにアドバイザリーというサービスもご用意しています。
弊社の「コーチング」と「アドバイザリー」が具体的にどのように違うのか、については、お問い合わせいただければご説明の場を設定させていただきますので、お気軽にご連絡ください。