コーチングセッション中にメモを取らない理由

2023年09月16日

 

皆さんは打ち合わせや会議中にメモを取りますか。

ある調査によると7割強の方がメモを取る派だそうです。昨今ではパソコンやタブレットという選択肢もありますし、以前よりもメモ取りが楽になったのではないでしょうか。しかし弊社のコーチは、コーチングを受けるコーチー (Coachee) からメモを取ってほしいと依頼があった場合を除き、コーチングセッション中はメモを取らないルールになっています。

(コーチーがメモを取るのは問題ありません。)

では何故メモを取らないのか。

それは過去のブログ記事でも何度もお伝えしているように、コーチーの方のお話を

全身全霊で聴く

ためです。

メモを取ろうとすると、どうしてもそちらの作業に気も視線も行ってしまいます。コーチーの方からすると、視線も合っていない相手に自分の深い悩みや熱い思いや考えを話す、ということになってしまいます。

ですので、セッション中は皆様に100%集中できるように、メモは取りません。

では、皆様とお話しした内容はそのまま忘れ去れてしまうのか、というとそうではありません。

コーチングセッションの内容は、セッションの後にメモにまとめて保存します。勿論こちらも何らかの理由で「メモは残さないで欲しい」と依頼があれば、残さない対応も可能です。

コーチングセッションには会社組織にとって機密性の高い情報、あるいはコーチー個人にとって他の人に知られたくない情報というのが含まれます。ご自身がコーチングセッションでお話しされた情報の取り扱いがどうなるか、より詳しい情報を知りたいという方は是非お問い合わせいただければと思います。