2023年11月24日
エグゼクティブコーチングは、組織のリーダーシップや個人の成長を促進する重要なツールとして注目ています。アジアのマーケットは北米の1/10ほどしかないため、日本の市場はそれ以下という小ささですが、最近弊社へのお問い合わせも数が増えてきて、以前よりエグゼクティブコーチングが市民権を得てきたのかなとは感じる今日この頃です。
以前にも書いた通り、「コーチ」は資格職ではないため、どなたでもコーチとして仕事をすることができます。但し、コーチングに限らず何事もそうだと思うのですが、資格というのはスキルや経験の証明には客観性があり、皆様がコーチを選ぶ際にも1つの目安としていただければと思います。
- コーチングの資格
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国際的な大手はICFとEMCC
- ICF(国際コーチ連盟)認定コーチングプログラム
ICFは、世界的に認められたコーチングの機関であり、その認定は国際的な信頼を得ています。コーチング先進国であるアメリカの大企業でコーチとして雇われるには、ICFのPCC (Professional Certified Coach) という資格が必須と言われています。ICF認定プログラムを修了することで、エグゼクティブコーチングの基礎から応用までを網羅的に学ぶことができます。
- EMCC(ヨーロッパメンタリング&コーチングカウンシル)認定プログラム
EMCCは、ヨーロッパを拠点とするコーチング団体であり、その認定は国際的に認められています。ICFの方が有名な気がしますので、規模もICFの方が大きいのかと思いきや、実はEMCCの方が大きいのです。EMCCの資格を取得することで、異なる文化やビジネス環境でのエグゼクティブコーチングのスキルを磨くことができます。
- JBCI(日本ビジネスコーチ協会)プロフェッショナルコーチ養成講座
JBCIは、日本国内で広く活動するビジネスコーチの協会であり、その養成講座は日本のビジネス環境に特化した知識やスキルを提供しています。エグゼクティブコーチングにおいて地域特有の課題に対処するためには、このようなプログラムが役立つかも知れません。
弊社では、ICFとEMCCの資格を保持しています。
ICFの場合、実務経験がないと資格をもらえませんので、コーチとしての経験がどれぐらいあるか、の目安にもなります。
皆様がコーチを選ばれる際は、是非コーチの方がどのような資格を持っているかを聞いてみて下さい。