2023年08月19日
先日カウンセリングを受けてみた話を書かせていただきましたが、実はコーチングも受けたことがあります。
それはInternational Coaching Federationの資格を取るためのトレーニングを受けていた時のことです。そのトレーニングには世界中から10名ほど集まっており、トレーニングの一環としてコーチ役とコーチを受けるコーチー (Coachee) 役に分かれ、何度も何度もコーチングセッションのシュミレーションをしました。途中ベテランコーチの方がコーチ役をして、受講者にコーチングを体験させて下さる機会もありました。
実際コーチングを受けてみて思った素直な感想は:
「気持ちいい!」
です。
ここで皆さんに普段ご家庭や職場でされている会話を思い浮かべてみていただきたいのですが、以下のようなことはありませんか。
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- 話を途中で遮られる、最後まで言わせてくれない
- 頼んでいないのに、ああした方がいい、こうした方がいい、とアドバイスをされる
- 自分が話すつもりでいたのに、いつの間にか聞き手と話し手が逆転していて、相手の話を聞いている
- 何かをしながら片手間で話を聞いてくれているように感じて、話しづらい、落ち着いて話せない
- あるいは全くこちらの話を聞いていないのではと感じる
せっかく話そうとしたのに、逆にフラストレーションを溜めて会話を終える、という経験が誰にでもあるのではないでしょうか。
その点、プロのコーチは こちらの記事に書いた通りコーチーの話に全身全霊で耳を傾けてくれます。普段誰かにじっくり話を聞いてもらう機会があるとしても、コーチと対話するのは「違う」と多くの方が感じるのではないかと思います。その素直な感想が、
「気持ちいい!」
だったのです。相手が100%自分の話に耳を傾けてくれることがこれほど爽快なのだと初めて知りました。
「それは結局どういうことなのだろう?」とコーチングに興味をお持ちの方は是非一度コーチングを受けてみられることをお勧めいたします。きっと「気持ちいい!」の意味がご理解いただけると思います。