2023年10月13日
弊社のサービスにご興味を持っていただいた企業の方々から、
「コーチはどのように選べば良いのか?」
とご質問を受けることがありますので、今回はそのお話をしたいと思います。
結論から申し上げると、まず第一にコーチングを受けるコーチー (Coachee) ご自身が相性が良さそうだと感じるコーチがお勧めです。
コーチングは人と人の対話ですので、細かい理由はさておき、
この人信頼できそうだな
この人とは馬が合いそうだな
この人なら話しやすそうだな
と、コーチングを受けるコーチーが感じる相手であることが重要と考えます。
次に、コーチとしての経験や資格も重要です。以前も触れたように、コーチングは資格職業ではありませんので、「コーチですと自ら宣言した人はコーチ」ということになります。つまり、コーチングのメソドロジーを知らなかったり、コーチとしての経験が全くない方でも、コーチとして仕事が出来る、ということです。どの職業でもそうですが、経験や知識は軽視すべきものではありません。
また、社会人としての経験が豊富な方が、エグゼクティブの方々のコーチをする際には有益だと考えます。対話の中に出てくるビジネス用語を理解できず、またコーチーが置かれているビジネス環境を把握できずに対話を進めるのがかなり大変ではないかと想像します。
以上の3点を判断するには、コーチと一度話してみることをお勧めします。そして、その方のコーチとしての経験について質問したり、どのようなバックグラウンドの方なのかを話す機会がると良いと思います。その会話を通して、1点目の「相性」を見極めていただければと思います。
スポンサード・プログラムでも、基本的にはスポンサー (通常CEOや人事部) がコーチーにコーチを選択してもらうのが良いと思います。スポンサーが選んだコーチを押し付けてしまうと、1点目の「相性」のところを判断し間違えて、コーチングがうまく進められないリスクになります。「基本的には」と書いたのは、何らかの特殊な理由でスポンサーがコーチーを選んだ方がいいこともあるかも知れないからです。コーチーが好むようなコーチよりも、客観性を持って会社が選んだコーチの方がうまくいきそうな場合は、まずそれを試してみても良いかも知れません。
以上、今回はコーチの選び方についてお話しさせていただきました。弊社では弊社のエグゼクティブコーチングにご興味をお持ちの企業のご担当者に対し、30分の無料相談に対応させていただいております。また、お試しでコーチングを受けてみたいという方には単月契約が可能ですので、ぜひご利用下さい。