コーチングセッションでの情報はどのように管理されるか

2023年12月01日

 

本日は

 

コーチングセッションで、特にコーチー (Coachee) が話した内容はどのように取り扱われるのか、についてお話ししたいと思います。

 

 

コーチングのセッションでは、実に様々な内容について対話がされます。エグゼクティブコーチングの場合ですと、大概はビジネス関連の話題になりますが、プライベートなことに話が及ぶ時もあります。いずれの場合でも、共通点はなかなか他の人には言えない、ということです。つまりは、他の人には知られたくないと言う内容が多くあります。コーチングが数少ない本音を言える場だというエグゼクティブの方も少なくありません。

 

 

そのような内容を扱うわけですから、管理には細心の注意を払っています。

 

まず、先日も申し上げた通り、基本的にはコーチングのセッション中にメモを取ることはありませんコーチングセッション中にメモを取らない理由。話している最中にあまりガリガリとメモを取られると、「その今書いてるメモは後でどうなるの?」と気が散ると思うのですが、弊社ではそのようなお気持ちにさせることはありませんので、ご安心ください。

 

では、セッション中の対話の記録を全く取らないかというと、そうではありません。毎セッション後、コーチがセッションの内容を振り返りながら、要旨を電子ファイルにまとめています。

 

そのファイルには個人を簡単に特定できる社名であるとか、コーチングを受けられたコーチー (Coachee) の方の名前などは記載しません。万が一ファイルが流出した時に、簡単にどこの企業の誰の話だったかを判らないようにするためです。

 

では、逆にどうやって、誰の情報かが判るのかというと、番号管理がされており、その番号で識別できるようになっています。例えばAさんは00001、Bさんは00002と言う具合になっています (実際には連番は使っておらず、もっとランダムな数字を使っています)。

 

人と番号の紐付けは、電子ファイルが管理されているのとは別の場所で管理されています。

 

当然、セッションの記録が記載された電子ファイルも、コーチー (Coachee) と番号を紐付けしているデータベースも、アクセス権を持った弊社内の人間しかアクセスできないように管理されています。

 

 

いかがでしたでしょうか。もし、皆様がエグゼクティブコーチングを検討されているけれども、情報の取り扱いや管理が心配というのであれば、上記の情報が少しでもお役に立つといいなと思います。もしこちらに書かれていないことで、コーチングに関して疑問点やご質問がございましたら、こちらからお気軽にお問い合わせください。